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多重債務生活から債務整理(任意整理・過払金返還請求)で人生を取り戻した経験談

更新日 : 2022/10/30
債務整理イメージ

本日はお金の話をしようと思います。
お金といってもマイナスのお金の話です。 借金の話です。

お恥ずかしい話ですが、10年ほど前に父親の多額の借金で、
司法書士さんにお世話になって、助けていただいた経験があります。

その時のお話が誰かの役に立てばと思い、書き記しておきたいと思います。

借金で悩んでいる方、無料相談で道は開けます。
うつむかないで、連絡して話してみてください。
無料相談連絡先一覧はこちらです。

債務整理とは

債務整理とは
任意整理
借金をしている業者に対して支払額の一部(多くは金利部分)を減額してもらう手続き
過払い金返還請求
利息制限法所定の制限利率を超える利率の利息を支払い続けていた場合,支払い過ぎになっている分を「過払い金」として返金してもらえます。
個人再生手続き
裁判所を通じて債務を減額してもらう手続きです。任意整理に比べると減額幅は大きくなります。
自己破産
裁判所を通じて財産を清算し、借金を免除してもらうこと

任意整理

任意整理とは
弁護士や司法書士が債権者と交渉をします。
将来利息のカットや現在より楽な支払月額の実現にむけて債権者と交渉します。
原則将来利息カットの長期分割でお支払い。
利息制限法の引き直し計算で減額後の債務を、原則将来利息をカット、3~5年程度の分割でのお支払になります。
裁判所は関わらないので手続きが比較的簡単。
裁判所は通さないので手続きが簡単に進みます。

デメリット
・借り入れが5〜10年できません。(ブラックリスト)
・自己破産や個人再生と比較すると、債務を減額効果が低い。
・和解の条件が厳しい業者が増えている。

過払い金返還請求

貸金業者、信販会社が平成19年頃に利率を利息制限法の上限以下に引き下げたので以前ほど過払金が発生することがすくなりましたが、
平成19年以前から払った分は、利息制限法による引き直し計算すれば返還金が発生する場合があります。

債務整理と過払い金請求の違い

債務整理は借金を減額または無くすことが目的ですが、
過払い金返還請求は、払い過ぎた利息を返してもらうことです。

払いすぎた返済金があれば返金してもらい、返金分を借金にあてれば借金そのものが消滅するので債務整理をする必要がないので、まずは過払い金の有無の調査からしていただくのがいいかもしれません。

個人再生

個人再生とは
裁判所を通じて債務を減額
裁判所に提出した再生計画が認可されると、原則として債務が5分の1に減額され、3~5年で支払う。
家族には影響なし。
保証人になっていない限り、家族に迷惑はかかはありません。ローンも組めます。
住宅を手放さずに手続き
一定の条件を満たせば、住宅を手放さずに手続きできます。

デメリット
・借り入れが5〜10年できません。(ブラックリスト)
・返済が継続できる収入がないと手続きができません。
・官報に住所氏名が掲載されます。

自己破産

自己破産とは
裁判所で全ての債務を免除してもらう手続き額
裁判所で支払いが不可能であると認められ、免責なるとすべての債務を支払う必要がなくなります。(税金は支払う)
一定以上の価値のある財産は手放す。
財産は換金して、債権者に配当されます。
家族には影響なし。
保証人になっていない限り、家族に迷惑はかかはありません。ローンも組めます。

デメリット
・借り入れが5〜10年できません。(ブラックリスト)
・官報に住所氏名が掲載されます。
・一部就けない職業があります。

多重債務のおまとめローン(1本化)はしないで

複数の金融機関から借金がある場合、「おまとめローン」の利用で、借金の一本化を考えがちですが、自分で判断せずに専門の弁護士もしくは司法書士に相談してからにしてください。

債務整理をした方が金利面で返済額が少なくて済む可能性があります。
また、おまとめローンは返済期間が長期化する恐れがあります。

費用の支払いについて

借金を抱えていると、
債務整理にかかる費用が気になること思いますが、
依頼者の状況に合わせて、支払い方法や期間も提案してくださいますので、
心配せずにまずは弁護士事務所、司法書士事務所に連絡してください。

無料相談連絡先一覧はこちら

多重債務生活から脱出体験談

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多重債務の発端、借金の理由は不明

そもそもの借金の理由は、父がのらりくらりとはぐらかし、理由を明確にしないまま他界したのではっきりしませんが、おそらく父の遊技・遊興費だと思われます。

当時76歳の父は、かなしいかな昭和ヒトケタ生まれで
典型的「打つ買う(飲むはしない)の人」で、遊び大好きな人だったわけです。

それで際限が無くお金を使っちゃうちゃうわけですね。
くわえてかなりの人間好きのお人好しで、連帯保証人を申し込まれて逃げられてしまう。
他人の借金の連帯保証人も加わって借金がさらに膨らんだわけです。

おかげで何十年にもわたって僕の家族は、貧乏で苦しめられたわけです。

借金返済生活(多重債務生活)のはじまり

父が現役で働いてる時は、ボーナスが半年毎にちゃんとでていたので、
それで穴埋めをするつもりで借金していたようなのですが、

運がなく55歳の時に胃ガンになって仕方なく退職。

まとまった返済のあてがなくなり、それからが火の車です。

積もった借金は退職金じゃまったく足りず、
親戚に借りても足りず、
借金返済生活20年の始まりです。
まぁ〜よくあるパターンと言えばパターンです。

借金返済時代

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当時、僕は中学生。
貧乏中学生日記の始まりです。
母は工場や土方仕事へ、
僕は小遣いがもらえないので、学校に内緒で毎日新聞屋でバイト。
当の父親は体が悪くて働けないくせに、
「オレの仕事はパチンコだ」「夜は麻雀だ」とのたまう始末。。。
結果さらに増える借金

なにを考えたか、一発逆転ねらって商売を初めたら、
商売なんてそもそもしたことないから大失敗し、さらに借金。
悪循環の極みです。

そんなこんなの多額の借金と同居しながらで生活してると、
毎日、なにをやっても楽しくありません。

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夫婦ゲンカは絶えませんし、返済が近づくとため息だらけ。
学校で必要なものがあっても親にいい出せませんし、
用意できなくて、先生に「気に入らないから買わない」と嘘の言い訳してみると、協調性がないと、叱られ。。。

そんなうつむいた暮らし続けると、心がしらけてしまうんですね。
どこに行っても、なにをやっても、楽しくない、面白くない、感動できない。
ものごと否定から入る。未来が全く見えない。どうせ。。。
夢を見ることを忘れるんですね。

ただ生きてるだけ。

思考や発想がおかしな方向に

時間は流れて僕も成人して社会に出ることになったんですけど、
毎日毎日返済のことを考えていた青年の思考は

「普通に働いても一生返し終わらない、家族みんなが笑顔になれない」
「親が死んだら借金を僕が相続することになる」
「ここは1発、当てないと無理だ!」
なんておかしな方向なっていくわけで。
そんな思考で行き着いたのが、「曲を作って1発当てる」

これがまさに大人になれない子供の発想なわけで。。。
(思考が親子だからなのか似ているのか、商売をして失敗したのをそばで見ていながら、自分もギャンブル的な行動に走ったわけです)

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当然才能がないので数年で粉々に夢敗れ去り、
時は平成大不況、失われた20年の只中で就職はありません。
仕事は非正規を転々とギリギリの生活が続きます。

それでもなんとか貯金をし、30歳でDTPとWEBのスクールで勉強しなおし、
薄給ですが正社員で就職ですることができました。

わずかですがボーナスのある生活がはじまり、
「これからは自分の為だけに、自分か好きなようにお金を使い楽しく生きたい」っと本来なら目を背けていけないものから背けて、
親の借金だから「僕には関係ない」と割り切り、正面から向き合わないようになっていました。

自分本位で生き始めていました。

正直、人生のいい時間を借金のことばかり考えさせられて、父に嫌気がさしてました。
(とはいっても返済日がくると母に泣きつかれ、僅かにたまった貯金のほとんどを借金返済にまわしていたのですが)

債務整理(グレーゾーン金利)

そんな折、年金生活の父が肺の病気で入院することになり、返済が事実上不可能になりました。
しかたなく母のために生活の工面と全ての借金を僕が処理することに。

このまま返済日がきて今まで通りに、払っていては利息を払っているだけで元本は減らない。
終わらない借金。
僕がいずれ負の遺産を相続する羽目になる。

その時、当時多少話題になった「グレーゾーン金利」「債務整理」のことが具体的に僕の頭をよぎりました。

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「任意整理」でどうにかならないのか!?

「任意整理」で借金が減らなくても、最悪の場合「自己破産」して自宅を処分し、公営住宅でやり直した方がいいのでないか。。。
債務整理を具体的に考え始めました。

まぁ以前から父は自分だけが楽になりたい一心で「自己破産」を希望していたのですが、
母の唯一の心の支えでありプライドが「持ち家(自宅は消費者金融の抵当がつけられていました)」だったので絶対にしたくないことではありました。(母の涙に子供は弱いものです。)

とりあえず「任意整理」「グレーゾーン金利で払いすぎた返済金が戻ってくる」ってやつに希望をたくしてみました。

でもこういう状態の当事者になっていると、
「僕のケースは当てはまらない」とか
「専門家に支払う金がないから相談もできない」
「誰かにバレたくない」
などなど考えネガティブな思考で視野が狭くなって、
なかなか攻めにでる一歩が踏み出せないもんなんです。

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具体的な債務状況の把握

でも僕は半分ヤケクソで、最悪の場合「自己破産」と開きなおり、
これまでの全ての借金の明細を探し出し、支払額、支払ってきた期間、金利、残金。。。

とにかく細かく計算しまくりました。

何度も計算した結果、
もしかしたら払いすぎなんじゃないか。。。
僕の中に一寸の光が見えました。

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その時の債権者の内訳は
「消費者金融:5社以上」と「農協」と「国民金融公庫」「簡保」といった具合。詳しくは覚えていませんが合計で「数百万」の借り入れがありました。

自宅は抵当を消費者金融にとられていましたし、
国民金融公庫には年金を担保に借りていたので、年金は天引きされて数万だけ手元に。

消費者金融とカード会社の分(大手のカード会社)でまとまった額の返金があれば、
ほかの当たり前の金利で借り入れてる国民金融公庫などの返済に回せて完済できるのではないか。。。

完済できなくとも年金が普通にもらえて数ヶ月ないし1年程度のローン返済になるのではないか。。。

周囲の人に心を開く

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自分の中に方向が見え、少し楽になったことで
周囲の人達に心を開くことができました。
恥を忍んで、自分の置かれている状況を話して、意見を聞いてみることにしました。

いろんな意見や励ましをもらい、
自分の鬱々としていた気分が少し軽くなるのがわかりました。
いままで1人で悩やまずに誰かにヘルプを求めればよかった。
心から思いました。

借金の整理していくなかで、一番重要なのは「人に心を開いて打ち明ける」ことです。

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話してみても大概の人は普通に受け止めてくれて、
奇異な目で見るようなことはないものです。
多少ならず助けてくれます。
知恵を貸してくれます。

今になって思えば、ネガティブに考えすぎなんですね。
打ち明けると、自分自身開き直れるんで、
ポジティブにもなるし、前に進みやすくなりした。

具体的には、職場人の紹介で「債務整理専門の司法書士さん」を紹介してもらうことになりました。
そしてすぐに会ってくれることになりました。

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多重債務について司法書士に相談

司法書士さんは、流石に「餅は餅屋」、
慣れたもので、僕の作った資料を見て、状況を把握し法務局で自宅の抵当などを調べ、的確に回答してくれます。

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ちなみに僕の考えは「最悪の場合、家を手放して自己破産の覚悟はある」と伝えました。

すると「そこまでなりませんよ、計算してみないとハッキリ言えないけど、ザックリみて、支払ってる期間も相当長いので、任意整理で返せますよ。自宅は手放さなくてよくなります。」

「これから、債権者と交渉に入るから、交渉中は支払いもストップするから入金しないように」
「これを見る限り、お父さん、消費者金融のカモにされてましたよ。笑」
父も母も「よかった、よかった」と手を合わせたのを覚えています。

支払いも返金の中から差し引くとのことで、お金の心配はいらないとのこと。
(相談料 3,000円は現金払い。交渉相手数×2万円(当時の額))

それから一ヶ月ほどで任意整理は完了し、過払い金が発生し手元に100万以上の現金が戻ってきました。

それをそのまま他の金融機関に返済し、残りはわずかとなり、半年ほどで常識的なローン返済額で完済することができました。

とにかく1人で悩まずに、誰かの相談することが大事です。
専門家に相談するとお金がかかりそうですが、無料の法律相談もありますし、

各自治体にはそういうことで相談に乗ってくる部署や団体があるのでまずは連絡するのが大事です

債務整理のまとめ

    まとめ
  • 1人で悩まないで誰かに話す。
  • 悩み続けるなら債務整理専門の「無料相談」に連絡
  • 素人判断で借金を借り換えて1本化しない。専門家の判断を。
  • 債務性の費用は、債権者1件につき20,000円〜50,000円(一般的には20,000円が多い)
  • 支払いは、相談時に話し合いで決まります。無理のないような返済を考えてもらえる。
  • 任意整理のデメリットは、借り入れが5〜10年できない
  • 個人再生・自己破産のデメリットは、借り入れが5〜10年できない。官報に住所氏名が掲載。

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